29歳以下の人口が全体の49.2%を占める若く活気が溢れるベトナム
国立ハノイ貿易大学内に設置予定の「FTU-JAPI Universal House」を中心とした親日・知日キャリア教育拠点
アジアの中でも最も日本人の性格や文化に近いと言われているベトナム。現在は首都であるハノイを中心に、ホーチミンやダナンの著しい発展で日本企業も1,800を超える企業が進出しています。オフショアの開発拠点としてもベトナムは大きな役割を果たしており、多くのエンジニア人材が日本企業の事業に関わっています。
ベトナム人の日本語学習者数は2015年(約6万人)から急増しており、2018年時点で約2倍の11万人となっております。
最近では、ベトナム国内及び日本国内でもベトナム人が日本企業で働いている姿を頻繁に見かけるようになりましたが、望んでいる仕事に就けている方もいればそうでない方もたくさんいます。
それは、キャリア教育の欠如が一つの大きな要因となっています。
ベトナムの方は、勤勉で真面目な性格の方が多いのですが、大学では「就職のための授業」というのは基本的にないため、弊社では自己分析や将来計画を考えられるキッカケづくりをすべく大学内を中心に「キャリア教育サポート」をしています。
ベトナム法人(設立予定)の事業概要
ハノイ貿易大学(FTU)と一般社団法人日本国際化推進協会(JAPI)が共同で「FTU-JAPI Universal Lounge」を2020年8月に当大学内に設置予定です。弊社は、当該施設の全体運営をJAPIより委託されており、日本語学部と日本企業の交流イベントをはじめ、日本の魅力発信に関わる事業を複数展開していきます。
経産省事業「親日派コミュニティ構築事業」の一環で、日本政府支援のもと「日本ファンコミュニティ」を構築するために設けられたJapan Academia Clubを引き継ぎ、ベトナム国内の日本語学習者を巻き込んだコミュニティーを運営しています。彼らが自ら日本に関する情報発信やイベントを開催しながら、言語や文化的な学びはもちろん、日系企業や日本政府関係者などの方々も交え、オールジャパンで学びの場を提供しています。
また、コミュニティーを通して、日本への留学や就職といったキャリアサポートも行っています。
ベトナム最大のドンズー日本語学校ハノイ校と業務提携を行い、日本企業向けの採用直結特別コースを設置し、ビジネス日本語教育のサポートを行なっています。IT会社から不動産会社まであらゆるニーズに対応可能なカリキュラム設計を実施しています。
Akira Zarni Sato -ENJIN Vietnam 代表
日本人の父とミャンマー人の母を持ち、大学は現地のヤンゴン外国語大学へ進学。学生時代から商談通訳業務等をフリーランスで経験し多くの人脈を構築。大学においても当時まだ無かった部活やサークルの文化を築き上げるなど活発的に活動した。
その後自身の原体験から生まれたミャンマーの課題、「教育の改善」および「人材開発」をテーマに ENJIN MYANMAR 代表、さらにEnjin Vietnamの代表として、それまで培った人脈を生かしつつ現地にて活躍中。現在では自身がインフルエンサーとなり、若者のキャリア支援を行うSNSメディア、AKI's Creer Roomの運営も行っている。