受入企業&インターンシップ生を弊社クルーが訪問
長野県白馬村にて、2020年1月中旬より中国からインターンシップで来日している学生のもとへ弊社クルーが訪問しました。
今回の訪問の目的は、
1.入国から1ヶ月経ってインターンシップ生がどのような実習をしているかの確認
2.受入企業様からの要望や改善点などのヒヤリング
3.中国人インターンシップ生からの要望や質問点などのヒヤリング、日本語能力向上確認
4.次回インターンシップ生受け入れに関するお打ち合わせ
などでした。
東京からの訪問のため2日間での訪問を行いました。両日とも天候に恵まれ、想像していた寒さよりも暖かかったです。
中国人インターンシップ生へのヒヤリング
初日、白馬についたのは午後すぎだったことと、5人のインターンシップ生は実習場所が異なっていたり、お休みだったりとバラバラになっていたので4人に会いました。2日目に初日に会えなかった1名と会うことができました。
インターンシップ生たちから話を聴くと、、、
・日本人との会話はもちろんですが、ワーキングホリデーで来ている外国人とコミュニケーションも取れるので楽しい
・中国では見たことなかった雪を見たり、スキー体験ができて充実している
・他のスタッフは優しくしてくれて不満は全く無い
・インターンシップが終わると近々卒業になりますが、ここでの就職は可能ですか?
・中国に戻る前に東京観光もしたいです。
といった声を聴くことができました。
もともと彼らは、中国にいたときには『雪』を見たことがなかったり、スキーは未経験だったりしたためこのインターンシップに参加して、初めての体験が多くありました。このインターンシップでは待遇をとても良くしていただき、寮や食堂が完備され、お休みの日にウエアやボードを借りてスキー体験をすることもできます。
インターンシップ生たちも中国にいるときより日本語を使う機会は増えて、自分の日本語レベルを再確認し、日本語レベル向上のために勉強を実習後行うこともあると話ししていました。これは実際に日本でインターンシップをすることで気付ける点だと思います。
インターンシップ期間は3月末までなので、最後まで怪我や風邪にならないように頑張って欲しいです。
受入企業様とのお打ち合わせ
昨年より特定活動にてインターンシップ生を受け入れるためのお打ち合わせを重ねて、2020年今年1月中旬より中国人インターンシップ生の受け入れとなりました。
もともと、ワーキングホリデービザにて多くの外国人の受け入れをされておりました。近年では、英語圏以外にも中国からの観光客も増えており中国語の需要も高まったことと、インターンシップという将来を担う学生に対しての活動という点にもご賛同いただき、今回の受入が実現しました。
今年は暖冬により積雪も例年に比べ少なくなっていたため、スキー場の運営も大変なところが多くあったそうです。またスキー場以外では雪不足になりイベントの中止や野鳥の観光スポットなどの客不足に悩まされることも。そして2月頭からの新型コロナウイルスのニュースにより観光客の減少なども深刻な問題になっていました。
今回、中国人インターンシップ生の受入をしてみての感想といたしまして、
・日本語でのコミュニケーションは問題なく取れている
・日本語以外に、中国語、英語で観光客との会話ができている
・トラブルはなく、実習にも真面目に取り組んでいる
などの良い感想をいただきました。
インターンシップ生は、まだ海外大学に通う大学生であるために就職の経験はなかったり、日本語が完璧とまではいかなかったりという点はありますが、地頭は良く、受入企業様の指導担当者からの話の吸収は早く、真面目です。
今後に向けての要望として話に挙がったことは、
・中国人以外のヨーロッパやモンゴル、インドネシアなど他の国の学生も受入してみたい
・インターンシップ生の受入を行い、そこから就職希望者が出るようにしていきたい
・ここで実習したことをまとめて、母国でも発信してもらいたい
ということでした。
弊社では、中国以外にもインドネシアやベトナムなど様々な国の大学と提携しておりますので、受入企業様のニーズにあったご提案をさせていただきます。
まとめ
今回のインターンシップ期間は冬期3ヶ月間のみですが、中国人インターンシップ生にとっては貴重な経験となっていることが確認できました。
またインターンシップ生に関わる受入企業様のスタッフも親切に接していただいており、学生が所属する中国の大学にもいい報告ができました。弊社としても引き続き、受入企業・海外大学・インターンシップ生が問題なく円滑にインターンシップ提携ができるように努めていきたいと思います。
最後に訪問した際の写真をまとめて掲載いたします。