和食文化の中で、特に外国人が驚く2つの慣習は、「音を立てて食べる」慣習と「食器をもって食べる」慣習です。
これら2つの慣習は、多くの国々ではマナー違反とされている慣習です。
音を立てて食べる慣習
一般的に、日本人がラーメン、うどん、そばなどを食べる時は、 “ズルズル”と音をたてて麺をすすりながら食べます。
しかし、和食の「音を立てて食べる」慣習は海外にはないので、初めて来日した外国人がこの光景を見ると、驚いたり、マナーが悪いと感じたりするそうです。
また、外国人に日本で麺類を食べる際は音を立てて食べても大丈夫と伝えても、最初は躊躇するそうです。
そのため、外国人にとって「音を立てて食べる」ことは、驚くだけでなく受け入れることも難しい慣習ではないでしょうか。
食器を持って食べる慣習
メニューにもよりますが日本人が毎日の生活の中で和食を食べる時は、食器を持って食べることが多いです。
例えば朝食を例にとってみると、味噌汁やご飯を食べる時は、味噌汁のお椀やご飯茶碗を手に“持って”食べます。
また、お茶を飲む際も湯飲み茶わんを“持って”飲みます。
さらに、平たいお皿に盛られた和食を食べる際、お皿を持って口を付けてたべるメニューもあります。
この慣習も、海外の多くの国々ではマナー違反なので、外国人が驚く和食文化の慣習です。